労働組合法
1871年、イギリスの自由党内閣の時、労働組合が合法化された。
イギリスの
労働組合運動においては、1840年代までに
チャーティスト運動の時代は終わり、労働者の運動も資本主義の中で合法的な地位を占め、資本家と対等に交渉して、労働条件や賃金を改善する範囲では労働組合の活動は一般化した。1867年の
第二回選挙法改正で選挙権を認められた都市労働者は議会に進出し、1871年に
グラッドストン自由党内閣のもとで
労働組合を合法とする労働組合法を制定するのに成功し
ストライキ権(争議行為)も認められるようになった。