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アブデュルメジト1世

19世紀中ごろのオスマン帝国スルタン。1839年に即位してギュルハネ勅令を発し、タンジマートを推進した。1853~56年にはクリミア戦争を英仏などの支援で戦い、ロシアの南下を抑えた。

 オスマン帝国スルタン(在位1839~61)。アブデュル=メジト1世とも表記する。第2次エジプト=トルコ戦争の敗北の直後の1839年、急死したマフムト2世を継承してスルタンに即位し、ギュルハネ勅令を発した。宰相ムスタファ=レシト=パシャの助力で、タンジマートを実施、西欧化を進め、上からの改革を行った。
 ロシアの南下政策に対してはイギリス、フランスなどの支援で1853年~56年のクリミア戦争を戦い、1856年に「改革勅令」を出して非イスラーム教徒の政治的諸権利の尊重を唱い、西欧諸国への接近を示し、戦後のパリ条約では領土の保全に成功した。 → オスマン帝国の危機
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