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ベルンシュタイン

ドイツ社会民主党右派の指導者で社会主義の修正主義といわれる。

 1872年、社会民主労働者党に加わる。ロンドンに亡命中、エンゲルスと親交を結ぶ一方、フェビアン協会の影響を受け、議会政治による社会主義の漸進的な実現を目指すようになった。1890年、社会主義者鎮圧法が廃止となって合法化されたドイツ社会民主党に加わる。1896年から「修正主義」の理論を展開するようになり、社会民主党の右派を形成する。第一次世界大戦中は、戦争を支持した党主流に反対して独立社会民主党に加わる。戦後に社会民主党に復帰して1932年、ナチス台頭直後に死去した。 
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