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十月宣言

第1次ロシア革命中の1905年、ニコライ2世が国会開設などを認めた。

 十月詔書とも言う。1905年、第1次ロシア革命でゼネストが広がり、動揺したツァーリのニコライ2世が公布した宣言。初代首相となるウィッテが起草した。人身の不可侵、思想・言論・集会・結社の自由を認め、国民の選挙で議員を選ぶ国会(ドゥーマ)を開設し立法権を与える、という内容であった。第1次ロシア革命によって、形の上での立憲君主政が実現したといえる。
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