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犬戎

中国の北西から侵入した遊牧系の民族。

の西北には漢民族から見た異民族の犬戎(けんじゅう)や狄(てき)が活動していた。前6世紀頃から次第に活発となり、周の西北を侵し始め、前770年には犬戎が鎬京を占領し、周の幽王を殺害した。そのため周王室は東遷し、洛邑に移る。中国辺境には古来、北狄(ほくてき)や西戎(せいじゅう)、東夷、南蛮という異民族が活動していたが、文化の程度の高い漢民族から見れば彼らは遅れた野蛮な民族である、ととらえるのが中華思想である。これらの周辺民族はこの後も中国の歴史に大きなインパクトを与え続ける。
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第2章3節 エ.春秋・戦国時代