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マリンディ

アフリカ東海岸の海港都市でムスリム商人が活動。15世紀初めには鄭和艦隊、末にはヴァスコ=ダ=ガマも来航した。

 アフリカ東海岸の現在のケニアに属する。同じく海港都市としてムスリム商人の活動したモンバサの北に位置し、いわゆるスワヒリ語とスワヒリ文化が広がった地域である。
 15世紀の明の鄭和艦隊の分遣隊がやって来たが、中国資料に「麻林」とあるところがマリンディであるとされている。鄭和艦隊は、マリンディから麒麟など珍しい動物を中国に連れ帰ったという。
 鄭和に遅れて、1498年4月4日、ヴァスコ=ダ=ガマ艦隊がマリンディに到着。ガマはマリンディでアラブ人の水先案内人イブン=マージドを雇い、この地から季節風を利用してインドのカリカットに渡った。