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スワヒリ語

ムスリム商人の活動によってアフリカ東海岸の現地語とアラビア語が融合して生まれた言語。

 アフリカ東海岸の、ムスリム商人との交易で繁栄した、マリンディキルワザンジバルモンバサなどの海港都市において使用された言語。スワヒリとは「海岸」と言う意味のアラビア語に由来する。基本的にはアフリカの言語の一つであるバントゥー語の系統であるが、アラビア語の語彙、さらにポルトガル語、トルコ語、インド系言語、マレー語、ペルシア語、英語などの語彙がまじって形成された。
 この地域に形成された独特の文化をスワヒリ文化とも言う。スワヒリ語は現代では内陸アフリカにも普及し、アフリカの地域共用語としての重要性が増している。特にケニアタンザニアでは公用語とされている。なお、スワヒリ語ははじめはアラビア文字で書かれていたが、18世紀にキリスト教布教の便宜のためローマ字表記が始まり、現在ではローマ字で書かれている。
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ノートの参照
第5章3節 ウ.アフリカのイスラーム化