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十分の一税

中世ヨーロッパで教会に対して農民が負担した税。

中世ヨーロッパのローマ=カトリック教会が農民から徴収した税。本来は農民が村の教会を維持するために納めていたものであったが、次第に租税として西ヨーロッパの農民に広く賦課されようになった。教会または修道院は農民にとって封建領主として存在したのである。また、その権利を回って世俗の領主と教会が争うようになった。農民の生産する穀物や家畜すべてにかかり、実際には20分の1程度であることが多かった。10世紀頃には教会を通じて領主が徴収する権利となり、権利自体が売買されるようになった。フランス革命など市民革命の結果、廃止された。
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第6章1節 ケ.教会の権威