印刷 | 通常画面に戻る |

弥勒仏

仏教で衆生を救済する仏とされ、白蓮教などの信仰の対象となる。

 仏陀の入滅(死去)後の46億年年をへて、その教えが滅尽するときに、この世に現れて仏陀の教えを再興し、衆生(大衆)を済度(救済)するのが弥勒仏であるという信仰が、中国の民衆のなかにあった。このような一種の救世主待望は、現世に不満を持つ民衆の心をつかみ、しばしば農民反乱と結びついて大きな勢力となった。その代表的なものが白蓮教であり、彼らが起こした反乱が白蓮教徒の乱、つまり紅巾の乱である。
印 刷
印刷画面へ
ノートの参照
第7章1節 ア.14世紀の東アジア