印刷 | 通常画面に戻る |

ガウタマ=シッダールタ/ブッダ/釈迦

仏教の始祖、ブッダ(仏陀)の本名。一般には釈迦と言われる。ブッダは「悟りをひらいた人」を意味する尊称。

仏教の始祖であるガウタマ=シッダールタ(またはゴータマ=シッダッタ)はブッダの本名。一般に、釈迦(シャカ)または釈迦牟尼(シャカ族の聖者の意味、略して釈尊とも言う)と言われるのは、シャーキヤ族の出身であったからである。なお、1世紀ごろインド北西部を支配したイラン系のシャカ人(またはサカ人、サカ朝)があるが、シャーキャ族とは関係がない。またブッダ(仏陀)とは名前ではなく「悟りをひらいた人」を意味する称号。

ブッダの生存年代

 前563~前483年説と、百年の差がある前463~363年説がある。前者は南伝、後者は北伝の資料によるが、現在では後者が有力になっている。<三枝充悳『仏教入門』、村上重良『世界宗教事典』などを参照>

ブッダの生涯

 シャーキヤ族の小国カピラ王国の王子として生まれ(つまりクシャトリヤ階級)、安楽な生活を送り、16歳でヤショーダラーと結婚、男の子をもうけた。ガウタマは次第に生・老・病・死(四苦)に深く悩むようになり、29歳で家族を捨て、修行僧(沙門)となる。ガンジス川の河畔で二人の修行僧に従い、6年にわたって断食などの苦行を続けたが悟りを開くことは出来なかった。心身の衰弱をスジャータという娘がさしだしたおかゆで救われ、苦行を捨てたガウタマはブッダガヤの菩提樹のもとで瞑想に入り21日目に悟りを開いた。悟りをひらいた人、と言う意味でブッダといわれるようになり、その教えから仏教が成立した。
印 刷
印刷画面へ
ノートの参照
第2章1節 エ.都市国家の成長と新しい宗教の展開