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ヒューマニズム/人文主義/人間主義

16世紀、ルネサンス期にあらわれた、人間中心の思想とそれを展開した人々。

ヒューマニズム(ラテン語ではフマニスムス)、つまり人間中心の思想は、16世紀のルネサンス時代に登場した、カトリック教会の神中心の世界観に対して人間そのものの美しさや価値を見いだした。彼らヒューマニストの思想は、キリスト教そのものを否定するのではなく、カトリック教会の権威主義・形式主義を批判したにとどまるのであるが、カトリック教会側からは危険思想として、たびたび弾圧された。彼らの詩作に影響されながら宗教改革が始まり、近代的な合理思想や啓蒙思想の源流となっていく。

主なヒューマニスト(人文主義者)

ヒューマニストは、人文主義者、人間主義者とも訳す。14世紀イタリアのペトラルカなどの文学者も広い意味ではヒューマニストに加えることができるが、代表的なヒューマニストとしては、16世紀の宗教改革期に現れた、ドイツのロイヒリン、オランダのエラスムス、イギリスのトマス=モア、フランスのラブレーモンテーニュらである。
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8章2節 イ.文芸と美術