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水平派

ピューリタン革命の中で最も急進的な、土地均分などを要求した人びと。平等派ともいう。革命の初期にはクロムウェルの有力な支持勢力であったが、国王処刑後、更なる革命の推進を主張する水平派はクロムウェルによって弾圧される。

 イギリスのピューリタン革命期に登場した党派の一つで、レヴェラーズ Levellers 、平等派ともいう。反王党派である議会派の中の、ピューリタンでジェントリ層を主力とした独立派にたいし、より急進的なグループがジョン=リルバーンを指導者として、小農民や手工業者、小商人のなかに広がった。彼らは1647年、「人民協約」をまとめ、共和政国家の樹立を掲げて、革命の推進をクロムウェルに提出した。その内容は次のようなものである。
 1.イギリスの人民は選挙のためには住民の数に応じていっそう公平に分配される。
 2.現議会は1648年9月末日に解散される。
 3.人民は二年に一度議員を自ら選挙する。
 4.議会の権力は、これを選挙する選挙民の権利に対してのみ劣るものである。
このように人民の権利を最大限に認めることを要求したものであり、独立派のクロムウェルはその要求を認めなかった。水平派ははじめはクロムウェルに協力していたが、クロムウェルの独裁権力が固まると、クロムウェルら軍の指導者は、革命の成果を独占した上でその政策が保守的になっていった。次第にクロムウェル政権と水平派が対立を深め、国王が処刑された1649年に、クロムウェルは一方で水平派の弾圧に乗り出した。水平派はさらに下層民を母体とするディガーズ(土地私有権を認めず、あらゆるところを下層民すべての共有地だとして勝手に掘り返したので、ディガーズという)とも対立し、軍による弾圧によって抑えられていった。 → 男子普通選挙
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ノートの参照
9章1節 イ.イギリス革命