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5国海峡協定

エジプト=トルコ戦争後の1841年、ダーダネルス・ボスヴォラス両海峡の航行禁止を定めた協定。

 第2次エジプト=トルコ戦争(1839~1840)の終結に際して開催されたロンドン会議の結果を受けて、1841年に成立した、ダーダネルス=ボスヴォラス海峡の航行に関する国際協定。イギリス、オーストリア、プロイセン、ロシアのロンドン4国条約調印国にフランスが加わった5国間で協定が成立した。
 内容は、ロシアが1833年にオスマン帝国と締結したウンキャル=スケレッシ条約を破棄し、各国軍艦の両海峡の航行を禁止として(つまりロシア軍艦も通れないとして)、ヨーロッパ各国の利害対立という東方問題での妥協を図ったもの。この海峡封鎖の原則は、クリミア戦争後のパリ条約、露土戦争後のベルリン会議でも確認され、1920年まで続く。
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