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ウンキャル=スケレッシ条約

1833年、第1次エジプト=トルコ戦争に敗れたオスマン帝国がロシアの両海峡航行権を認めた条約。

ウンキャル=スケレッシとはイスタンブル対岸の地。フンキャル・イスケレスィとも表記。オスマン帝国はマフムト2世、ロシアはニコライ1世が署名。第1次エジプト=トルコ戦争に敗れたオスマン帝国のマフムト2世は、エジプトのムハンマド=アリーを抑えるためにはロシアの支援が必要であると考え、ニコライ1世の要求に応えてロシアに有利な条件でこの条約を締結した。秘密条項でロシア軍艦のダーダネルス=ボスフォラス海峡の通行権と、他国の軍艦の通行禁止が認められ、見返りとしてロシアはオスマン帝国への援助を約束した。オスマン帝国はロシアおよび英仏の支援によりエジプトを破ったが、1840年のロンドン会議が開催され、翌年の5国海峡協定によって条約は破棄されて、海峡は再び封鎖されることとなった。
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第13章1節 イ.アラブ民族のめざめ