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善隣外交

アメリカのF=ローズヴェルト政権が、ラテン=アメリカ外交政策を武力を背景とした強硬路線から転換させた。

 F=ローズヴェルト大統領のラテン=アメリカ地域との外交政策 Good Neighbor Policy のこと。それまでの力による高圧的なカリブ海政策を改め、友好的な政策に転じたこと。ラテン=アメリカの民族主義運動が社会主義と結びついて反米的になることをおそれるとともに、世界恐慌に対応してアメリカの経済圏であるこの地域に対するアメリカの指導権を維持するのがねらい。1934年にはキューバに対してプラット条項を撤廃してその完全独立を認め、ハイチからは海兵隊を撤兵させた。この友好政策が功を奏し、第2次世界大戦時には、ラテン=アメリカ諸国のほとんどが連合国側で参戦した。また大戦後はアメリカはさらにこの地域への支配権を強めることとなった。 → アメリカのカリブ海政策(戦後)    → アメリカの外交政策 
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第15章4節 ア.世界恐慌とその影響