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ターヒル朝

9世紀、イラン方面に生まれたイスラーム地方政権。

 アッバース朝の成立に協力してイラン東北部のホラーサーン地方の総督(アミール)に任命されたイラン系のマワーリーの子孫であったターヒルが、821年にニシャープールを中心に作った地方政権。まだカリフへの貢納は続けており、完全な独立王朝ではなかった。まもなく873年に同じイラン系のサッファール朝に滅ぼされた。
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