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シャー=ナーメ/王書

ガズナ朝のフィルドゥシーが著したイラン人の伝承を集めた著作。

 アフガニスタンから北インドを支配した、イスラーム教国のガズナ朝マフムードに仕えていたフィルドゥシーが著した、イラン人の神話、伝説、歴史を書いた大叙事詩。『王書』と訳す。ペルシア語で書かれており、イランの民族意識を高めるペルシア文学の最高峰とされている。