オランダ独立戦争の際、
1579年に成立した
ネーデルラント北部7州の同盟で、
ゴイセンといわれたカルヴァン派の新教徒が多く、スペインからの独立をめざし、戦闘を継続することを誓ったもの。7州とは、ホラント、ゼーラント、ユトレヒト、ヘルダーラント、オーフェルアイセル、フリースラント、フロニンゲン。この7州にフランドルとブラバントの若干の都市が参加した。なお、同年、カトリック擁護を掲げてスペインとの独立戦争中止で結束した南部諸州の同盟は
アラス同盟という。この結果、北部はネーデルラント(オランダ)、南部は後のベルギーと二分されることとなった。