英ソ軍事同盟
1941年7月、独ソ戦の開始を受けて、イギリスとソ連の間で締結された軍事同盟。
第二次世界大戦で、1941年6月22日にドイツがソ連を攻撃し独ソ戦が開始されたことを受け、両国にとってナチス=ドイツが共通の敵となったために相互援助と単独講和禁止を約束した共同協定としてチャーチルとスターリンの間で、7月22日に締結された。アメリカはまだ参戦していないので、英ソ二国間の同盟となった。
さらにドイツ軍がレニングラードとモスクワに迫り、独ソ戦が激化すると、ソ連も英米の支援が不可欠となったため、1942年5月26日、内容を強化して英ソ同盟条約を締結し、軍事援助を明記し、さらに戦後の協力と相互援助まで取り決めた。翌43年6月には、スターリンはそれまで資本主義陣営のソ連敵視の原因となっていたコミンテルンの解散に踏み切った。
さらにドイツ軍がレニングラードとモスクワに迫り、独ソ戦が激化すると、ソ連も英米の支援が不可欠となったため、1942年5月26日、内容を強化して英ソ同盟条約を締結し、軍事援助を明記し、さらに戦後の協力と相互援助まで取り決めた。翌43年6月には、スターリンはそれまで資本主義陣営のソ連敵視の原因となっていたコミンテルンの解散に踏み切った。