1992年、ブラジルのリオデジャネイロで開催された国連の主催による
環境問題に関する国際会議。「
地球サミット」ともいわれ、172ヵ国が参加する大規模な会議となった。
国連人間環境会議(1972年)から20年目に開催されたこの会議では、「
持続可能な発展」という理念を取り入れた「リオ宣言」が採択され、さらに「
アジェンダ21」(具体的な行動計画)が策定された。さらに温暖化防止に関して、「気候変動枠組条約」が締結された。この会議には各国とも首脳クラスが参加した。が、日本は時の宮沢首相が不参加であったため、環境問題への取り組みには一歩遅れている印象を世界に与えた。 →
京都議定書