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コロナトゥス

ローマ帝国時代のコロヌスに土地を耕作させ地代をとる土地経営形態。

従来の奴隷労働による大土地所有(ラティフンディウム)に変わって、ローマ共和政末期から帝政期にかけて出現してきた、有力者が土地を小作人に貸し付け、地代を取る形態の土地経営方式。小作人のことをコロヌスという。ローマ領の拡大が終わり、奴隷の供給が途絶え、奴隷の地位も向上して解放奴隷の一部はコロヌスとなり、さらに没落した中産農民もコロヌスになっていったものと思われる。帝政後期のディオクレティアヌス帝はコロナトゥス制による身分統制によってローマ帝国の安定を図った。次のコンスタンティヌス大帝もコロヌスの移動の禁止など、コロナトゥス制の強化に努めた。
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第1章3節 オ.3世紀の危機