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パーラ朝

8~12世紀、インドのベンガル地方を支配した王朝。インドで仏教を保護した最後の王朝。

8世紀半ばから12世紀、ベンガル地方(現在のインド東部とバングラデシュ)を支配した王朝。8世紀末に強大となり、ガンジス流域のプラティハーラ朝、デカン高原のラシュトラクータ朝との三者で激しく争った。パーラ朝第2代の王ダルマパーラは仏教を保護し、ヴィクラマシー僧院を創設するとともに、ナーランダー僧院を復興させた。この時期の仏教美術をパーラ様式とも言われている。しかしパーラ朝は仏教が最後の保護を受けた時期となった。1203年、アフガニスタンから侵攻したイスラーム教国ゴール朝の軍隊によってヴィクラマシー僧院、ナーランダー僧院が破壊され、インドにおける仏教の繁栄は終わった。
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第2章1節 キ.インド古典文化の黄金期