サーフィン文化
前5世紀に、ベトナム中部から南部にかけて発達した青銅器をもつ漁労文化。
ベトナムの中部から南部にかけて存在した
青銅器文化。中国南部から北部ベトナムの
ドンソン文化と同じ紀元
前5世紀頃ごろ、ベトナムの中南部の海岸沿いには、青銅器を使用し、農耕に従事しながら、独自の漁撈文化を持つ遺跡が見つかっており、この文化はサーフィン(またはサフィン)文化と呼ばれている。同系統の漁猟文化はフィリピンにも見られる。なお、東南アジアの金属器時代の遺跡として、東部タイのバンチェン文化が知られている。バンチェン文化の青銅器はかなりふるい様式を示しているという。