世界史用語解説 授業と学習のヒント
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南海郡
中国の秦漢時代に 現在の広東省一帯に置かれた郡名。
秦及び漢の時代に、現在の中国南部、現在の広東省に置かれた郡名。秦の
始皇帝
が遠征軍を送り、華南から
ベトナム
北部においた南海郡・桂林郡・象郡の3郡の一つ。現在のほぼ広東省に当たる。あとの2郡は広西省一帯の
桂林郡
と、北ベトナムの
象郡
。秦末にはその混乱に乗じて、
南越
国が自立したが、前111年に漢の武帝によって征服された。漢の
武帝
は、南越国の領域だった中国南部から北ベトナムにかけて南海郡・
交趾郡
などの9郡を置いて、直轄統治を行った。
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第2章3節 カ.秦の統一
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