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ニューイングランド

北米大陸の北西部一帯、イギリス人が入植した地域。ピューリタン系の移民が多く、アメリカ独立運動の中心となっていった。

 ニューイングランド地方とは、現在ではアメリカ北東部の諸州、マサチューセッツ、コネチカット、ロードアイランド、ニューハンプシャー、メーン、バーモントの6州を指す。アメリカ大陸で最も古くイギリスからの入植が進み、商工業が発達した地域である。はじめは、プリマス、ボストンなどの入植地(コロニー)に、ピューリタン系の人々が入植し、次第にクェーカー教徒やカトリック教徒なども増え始め、コロニー同士は必ずしも協調的ではなかったが、それぞれ自治の仕組みを整え、タウン制度を生み出した。特にニューイングランド地方は、早くから大学の設置や新聞の発行が行われ、ボストンに代表されるように、学術研究の中心としての伝統を形成させた。
 ニューイングランドのマサチューセッツ、コネチカット、ロードアイランド、ニューハンプシャーの4州は、アメリカ大陸東部に形成されたイギリスの13植民地の中核となり、アメリカ独立戦争を戦うこととなった。なお、奴隷制度の存続問題でアメリカの南北対立が激しくなると、1820年のミズーリ協定でミズーリ州を奴隷州とする代わりに、バランスをとってマサチューセッツ州の一部をさいて自由州のメイン州とした。
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ノートの参照
9章2節 イ.アメリカにおける殖民地争奪