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フーリエ

フランスの初期社会主義者。

フーリエは商人の家に生まれ、フランス革命で財産を失い、革命後のブルジョア社会を投機と利益追求に走るものとして批判、また産業革命によって生み出された労働者の労働も無味乾燥なものとなって人間性が失われていると指摘した。自ら2000人程度の「協同体」(ファランジュという)をつくり成員が農業中心に生産と消費を行うという社会を作ろうとした。一種のユートピアをつくろうという運動は失敗に終わり、困窮の中で死んだ。フーリエはマルクスによって空想的社会主義と批判されたが、マルクス自身も科学的社会主義の一つの源流となったと認めている。特にフランスにおける社会主義運動、協同組合運動には大きな影響を与えた。その主著は『四運動および一般的運命の理論』(1808年)。
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第12章1節 エ.社会主義思想の成立