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マルクス

19世紀中ごろのドイツ人で社会主義思想を体系化し、国際労働運動を組織した。

カール=マルクス(1818~1883)は、ドイツのトリアーに生まれ、はじめ急進的な共和主義者として活動したが、次第に社会主義に移り、1848年、エンゲルスと共に『共産党宣言』を発表し。ドイツの社会主義運動を指導した。
 その思想はヘーゲル哲学から出発し、フォイエルバッハの唯物論、フランスの初期社会主義、イギリス古典派経済学を批判的に摂取して、独自の史的唯物論・弁証法的な階級史観などを体系づけた。とくにイギリス亡命中に書かれた『資本論』(第1部は1867に発表)は、徹底的に資本主義の矛盾を明らかにする「マルクス経済学」の理論を作りだした。マルクスはまた思想家であるに止まらず、その科学的社会主義に基づいた理念を、第1インターナショナルの結成などに結びつけ、革命運動の先頭に立った。 → 社会主義運動