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イギリス=オランダ協定

1824年のイギリスとオランダの植民地分割協定。マレー半島などは英領、スマトラ・ジャワ島などはオランダ領と確定した。

1824年に締結された、東南アジアおよびインドにおける、イギリスとオランダの勢力圏分割に関する協定。英蘭協定またはロンドン協定とも言う。インド・マレー半島はイギリスが、スマトラ島ジャワ島などの諸島はオランダがそれぞれ植民地とすることで合意した。なお詳細にみると次のような合意からなる。
(1)植民地分割線はマラッカ海峡を境界として、以東がイギリス領、以西がオランダ領とされた。その結果、スマトラにあったイギリス領のベンクーレンとマレー半島のオランダ領マラッカが交換された。ボルネオ島については問題があったために棚上げされた。
(2)分割によってシンガポールはイギリス領として承認された。現地側にたって言えば、ジョホール王国(マラッカ王国の後身)の分裂が確定し、スマトラとマレーは切り離された。
(3)マラッカ海峡の自由航行が認められた。しかし当時の条約はまだ自国中心で、第三国船舶の自由航行についてはふれていない。<鶴見良行『マラッカ物語』1981 時事通信社 p.174>
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ノートの参照
第13章2節 ウ.東南アジアの植民地化
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マラッカ物語 表紙
鶴見良行
『マラッカ物語』
1981 時事通信社