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国際原子力機関/IAEA

1957年設立の国連関連機関。NPT成立以来は査察機関として重要になる。

 1957年、国際連合の関連機関として設置され、原子力の平和利用と核分裂物質の国際管理を目的としている=IAEA(International Atomic Energy Agency)。1953年の国連におけるアイゼンハウアー大統領の提言によって設置された機関であるが、1949年にソ連が核実験を成功させ、さらに52年にイギリスも核実験を成功させ、アメリカの核独占が崩れたことへの対応であった。
 原子力の平和利用に関しては1968年に成立した核拡散防止条約(NPT)において、核の軍事転用を監視する査察機関としての役割が加わり、その存在が注目されている。1986年のチェルノブイリ事故以来、原子力発電所の国際的監視機関としてその任務は特に重要になっているが、2005年度のノーベル平和賞は、国際原子力機関とそのエルバラダイ事務局長(エジプト人)に授与された。
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ノートの参照
第17章1節 ア.米・ソ軍縮と緊張緩和