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ピープルパワー革命

1986年、フィリピン大統領選挙でアキノを当選させ、マルコス独裁を倒した民衆運動。

 1986年2月、フィリピンマルコス独裁政権に対して起こされたフィリピンの民主化を実現させた革命。エッドサ革命(市民が結集したエッドサ通りにちなむ)、フィリピン二月革命とも言われる。
 1983年にベニグノ=アキノ暗殺事件以後、急速にマルコス独裁に対する反発が強まり、1986年の大統領選挙にアキノ未亡人のコラソン=アキノが立候補すると民衆の支持を受けて当選した。それを認めないマルコスは戒厳令を敷いて軍を動かそうとしたが、軍内部の反発、カトリック聖職者の離反などが相次ぎ、反マルコスの声が強まった。またアキノ新大統領を支持する多数の市民がマニラ市のエッドサ大通りに集まってマルコス側の軍の動きを封じ、マルコスもやむなくイメルダ夫人と米軍のヘリコプターで脱出し、ハワイに亡命した。この変革は、開発独裁を終わらせ、アジアの民主化を実現した象徴的な出来事となった。 
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