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ソリドゥス金貨

ローマ帝国のコンスタンティヌス帝が鋳造発行した金貨。

ローマ帝国コンスタンティヌス帝が制定した金貨。帝国領の地中海域全域で流通させ、商業の活発化をもたらした。そのため、ソリドゥス金貨は、ローマ時代の地中海交易の繁栄の象徴であった。西ローマ帝国滅亡後のゲルマン諸国家もソリドゥス金貨の鋳造を続けたが、イスラーム勢力に地中海商業を抑えられたため、次第に流通しなくなり、ソリドゥスはラテン語の金貨の単位の名称として残ったが、中世では金貨は鋳造されず、銀貨の時代となる。東ローマ帝国でもソリドゥス金貨は継承されたが、ノミスマという呼称が使われるようになる。なお、現在もドルを$と表記するのはラテン語の金貨を意味するソリドゥスの頭文字Sからきている。 → 貨幣 中世ヨーロッパの貨幣経済 
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第1章3節 カ.西ローマ帝国の滅亡