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ユリウス暦

ローマのカエサルがエジプトれきをもとに導入した太陽暦。

古代ローマでは前7世紀から太陰暦をもとに、1ヶ月を29日、1年を12ヶ月、1年が355日の暦を使っていたが、地球の公転周期(365.242……日)とのずれが生じてきたため、前400年ごろから隔年に22~25日の閏月を入れて調整するようになった。その運用は神官にまかされていたが、前1世紀ごろには実際の季節と暦との間に約2ヶ月のずれが生じた。そこでカエサルは、前46年、エジプトのアレキサンドリアで行われていた太陽暦を採用し、365日と1/4を1回帰年とし4年ごとに閏年をおく、いわゆる「ユリウス暦」を制定した。実際の季節とほぼ一致するこの方式はローマ世界で広く用いられ、1582年の「グレゴリウス暦」の制定まで用いられた。 → 元の授時暦 
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第1章3節 ケ.ローマの生活と文化