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パータリプトラ

マガダ国マウリヤ朝の都。ガンジス中流の現在のパトナ。

パータリプトラは、マウリヤ朝マガダ国の都。ガンジス川中流の現在のパトナにあたる。中国では華氏城(花の都の意味)として知られる。メガステネスの伝えるところによれば、長さ約14.2km、幅約2.7kmの広さがあり、町の周りは掘り割りがめぐらされ、その幅は約178m、深さは13.3mあったという。また町の周りには570もの塔があり、64カ所に門があった。<アッリアノス『インド誌』(『アレクサンドロス大王東征記』岩波文庫所収)p.250>
 パータリプトラはグプタ朝でも都として栄えており、そのころの繁栄の様子は、5世紀初め中国東晋の僧法顕の『仏国記』にも述べられている<『法顕伝』東洋文庫p.98>。しかし、唐の玄奘がインドを旅行した7世紀のヴァルダナ朝の時代には「すっかり荒れ果てていた」とされている<『玄奘三蔵・西域インド紀行』講談社学術文庫p.143>
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第2章1節 オ.統一国家の成立