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チャンドラグプタ

前4世紀末、マガダ国マウリヤ朝の初代の王。インド最初に統一した。

マガダ国のクシャトリヤ出身。ナンダ朝を倒してマウリヤ朝を始める。在位前317~296年頃。インド史上最初の大帝国を出現させたので「インド人の最大の王」とされ、国民的英雄である。チャンドラグプタはアレクサンドロス大王がペルシア帝国を倒し、パンジャーブ地方に侵入したことに刺激を受け、大王が去った後のパンジャーブに入り、支配を及ぼした。その年代には不明な点が多いが、ギリシア側資料にサンドラコットスという名であらわれる人物に比定されている。またヘレニズム時代のセレウコス朝シリアの使節としてパータリプトラに派遣されたメガステネスの記録によってチャンドラグプタ時代のインドの状況を知ることが出来る。チャンドラグプタのマウリヤ朝に仕えた宰相のカウティリヤには、国家統治について述べた『アルタ=シャーストラ』(実利論)が残されている。
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第2章1節 オ.統一国家の成立