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アッラー

イスラーム教の唯一絶対の神を意味する言葉。

 アラビア語でアッラーというのは、「アル=イラーフ」の短縮形で、神そのもを意味する。アッラーはもともとメッカの守護神の一つにすぎなかったが、ムハンマド以前からアラブ人の中でもっとも崇拝された神の一つであった。ムハンマドは、このアッラーを、唯一絶対の創造主であり、全知全能の神であるととらえなおしイスラーム教を創始した。ユダヤ教で言えばヤハウェ神にあたる。この神は人知を越えた存在であるから、人間の手で描いたり、像にしたりすることは出来ないし、許されないとされた。それが偶像崇拝の否定であり、イスラーム教の重要なポイントとなっている。また、イスラーム教徒の六信の第一にあげられ、その義務である五行の第一の信仰告白は「アッラーのほかに神はなし」で始まる。
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4章1節 ア.イスラーム教の誕生