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モガディシュ

アフリカ東岸のソマリア南部の海港都市。ムスリム商人の交易地として繁栄。現在のソマリアの首都。

 モガディシオ、モガジシオなどとも表記する。アフリカ東岸でムスリム商人が進出してきて、交易地として栄えた。アフリカ東岸一帯は、スワヒリ語を使用する文化圏であるが、モガディシュはスワヒリ文化圏の最北に位置する海港都市である。
 14世紀にはイブン=バットゥータが来訪したことが『三大陸周遊記』に記されている。また、15世紀の明の鄭和艦隊の分遣隊がやって来たが、中国資料には「木骨都束」とされているのがモガディシュであるとされている。
 モガディシュは、1960年に独立したソマリアの首都であるが、1991年から深刻なソマリア内戦が勃発し、モガディシュでも激しい戦闘が行われている。特に1993年、アメリカの特殊部隊が、反政府勢力の幹部の保革を狙ってヘリコプターで降下したところ、反政府軍民兵に攻撃されて失敗し、多くの犠牲を出した「モガディシュの戦闘」があった。ソマリア内戦は現在も解決の見通しが立っていない。