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ブハーリー

ブハーリー廟
サマルカンド郊外のブハーリー廟

中央アジアのブハラで生まれたイスラーム教の法学者でハディースをまとめた。

イスラーム教スンニ派の神学者で、中央アジアのブハラ出身。イスラーム教スンナ派が『コーラン』に次いで重視する、ムハンマドのさまざまな言行のうち真正なものを選んだハディースを編纂した。ブハラで曾祖父の代からのムスリムに生まれ、16歳でメッカに巡礼し、さらに各地を遍歴して60万とも90万ともいわれるハディースを収集した。かれはムハンマドやその弟子達が生きていた時代の人から聞いて「真正のもの」のみを厳選し、97巻3450章にまとめた。それが現在の『ハディース』の6種類のうちの『真正伝承集』と言われるものである。<濱田正美『中央アジアのイスラーム』2008 世界史リブレット70 p.12 などによる>

世界遺産 ブハラのブハーリー廟

 ブハーリーはブハラの王から、王子の教育を頼まれたが、自分の研究は王のためではないと言って断り、サマルカンドに亡命した。サマルカンドで780年に没したので、その墓廟は現在サマルカンドにあり、イマーム=アル=ブハーリー廟として近年整備され、多くの参拝者が集まっている。
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第5章4節 ウ.学問と文化活動