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徐光啓

明末の学者でマテオ=リッチに学び、自らキリスト教に改宗した。

 16世紀末~17世紀、明末の学者で政治家。科挙に合格後、内閣大学士まで昇進した。イエズス会宣教師マテオ=リッチから西洋の科学を学び、マテオ=リッチと共同でエウクレイデス(ユークリッド)の『幾何原本』を翻訳した。また、同じく宣教師アダム=シャールから西洋暦法を学んで『崇禎暦書』を著し、さらに古来の農法を集大成して『農政全書』などを編纂した。 → 明の文化

カトリックに改宗

 彼はカトリックに改宗した最初の中国高官であり、洗礼を受けてパウロといった。彼の子孫が故郷に天主堂を建て、これが江南のイエズス会の本拠となった。上海旧市内の光啓南路は彼にちなむ地名で、そこに残る九間楼は彼が晩年に住んだところである。
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7章1節 オ.明後期の社会と文化