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憲法制定会議

1787年5月にフィラデルフィアで開催されたアメリカ合衆国憲法を制定するための会議。9月に憲法を採択し終結した。

 アレクザンダー=ハミルトンアメリカ連合規約に代わる憲法を制定するために、協議会を召集することを連合会議に提案した。それに基づき、フィラデルフィアに新しい協議会が開かれ、合衆国のため一層強力な政府を作る仕事に着手した。この憲法制定会議 Constitutional Convention は55名の委員からなり、ジョージ=ワシントン、ベンジャミン=フランクリン、アレクサンダー=ハミルトン、ジェームズ=マディソン、などを含んでいた。概して憲法制定会議は保守的な団体であった。当時フランス駐在公使であったジェファソン、独立宣言の先頭の署名者ジョン=ハンコック、革命の先駆者パトリック=ヘンリらは参加していなかった。
 会議は1787年5月から9月17日まで続き、長い論争で有名となった。「憲法」は討論の妥協の産物にすぎないという見解が歴史家の習慣になっているが、それは事実からかけはなれている。「厳密に言えば、この会議では相違や妥協よりも意見の一致した場合の方が数も多く、またそのことが国民にとって重要でもあったのだ。」<ビーアド『新編アメリカ合衆国史』p.134> → アメリカ合衆国憲法 
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ノートの参照
10章2節 ウ.合衆国憲法の制定