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パリ条約(1898)

1898年、米西戦争の講和条約。アメリカがスペイン植民地を奪い、海外に領土を獲得した。

 1898年、米西戦争(アメリカ=スペイン戦争)の講和条約としてパリで締結された条約。アメリカの一方的な勝利をうけて、スペインはアメリカに対し、キューバの独立プエルトリコグアムの割譲、フィリピンの2000万ドルでの譲渡を認めた。
 これはアメリカ合衆国とスペインの間で締結されたものであり、キューバ・プエルトリコ・グアム・フィリピンの人々は関与することなく、その帰属が決定するという、まさに帝国主義列強による領土分割であった。キューバはその後、事実上のアメリカ合衆国の保護国となる。フィリピンでは、スペインからの独立をアメリカの支援で実現するという希望を打ち砕かれた形となり、翌1899年から激しいフィリピン=アメリカ戦争となり、結局フィリピン独立は踏みにじられてアメリカの殖民地とされることとなる。 → アメリカ帝国主義
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ノートの参照
第14章1節 カ.アメリカ合衆国