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アメリカの女性参政権

1860年代から女性参政権実現の運動が始まり20世紀に入って幾つかの州で実現、第一次世界大戦後の1919年、修正憲法19条で規定された。

 アメリカ合衆国では婦人参政権獲得運動の全国組織が結成され、1869年には初めて婦人参政権を与えるよう憲法を改正する提案がなされた。婦人達はまもなく主婦だけに座していては勝利は得られないと気づき、エリザベス・キャディ・スタントンなどの指導者は各州で婦人参政権を獲得しようという困難な道を選んだ。しかし、帝国主義熱がたかまり、遠方の属領の「われらの褐色の兄弟たち」に自由の恵みを与えようとする興奮がみなぎっていた時期には、その運動は進展しなかった。 → 女性参政権

20世紀に実現

 しかし、その好戦的な爆発が魅力を失ってくると、婦人参政運動は急速に成功を納め、1910年ワシントン、11年カリフォルニア、12年オレゴン、カンザス、アリゾナ‥‥とひろがった。男女平等の選挙権が認められた諸州でアリス・ポールとルーシー・バーンズの指導する運動は憲法修正に賛成する候補者を選び、共和党が賛成し、1918年議会に憲法改正を発議し下院で成立した。断固反対してきたウィルソン大統領も、アメリカの第一次世界大戦参戦のためには女性の協力が必要であると考えるようになり、それを支持するようになった。ようやく上院が1919年6月に可決、アメリカ合衆国憲法修正憲法19条として各州の批准を経て成立し、発効したのは1920年であった。<ビーアド『新編アメリカ合衆国史』P.378-380 などによる> → イギリスの女性参政権
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ノートの参照
第15章2節 イ.国際協調と軍縮の進展