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胡適

中国の文学革命運動の一人。『新青年』で白話文学を提唱。

“こせき”と訓む。20世紀初頭の中国革命期の文学者、哲学者。アメリカに留学して、デューイのプラグマティズム哲学を学ぶ。また、ノルウェーの作家イプセンに傾倒して、帰国後、口語体による文学、いわゆる白話文学の提唱し、文学革命を指導した。雑誌『新青年』はその運動の主な舞台となった。
 しかし、1920年代に入って陳独秀の主催する『新青年』がマルクス主義色を強めると、アメリカに倣った近代化を考えていた胡適はその運動から離れ、五・四運動後は反共産主義の立場を明確にした。1938年には中華民国の駐米大使となり、アメリカの対日政策に影響を与えた。戦後は一時中国に帰ったが、49年にアメリカに亡命、58年以降は台湾で中央研究院院長を務めた。62年に死去した。
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第15章3節 ア.第一次世界大戦と東アジア