印刷 | 通常画面に戻る |

李承晩

戦前からの韓国の独立運動家で1919年、大韓民国臨時政府を上海に樹立。後、アメリカに亡命し、日本敗北後朝鮮に戻り、1948年に大韓民国初代大統領となる。朝鮮戦争後の統治は開発独裁といわれる。

 イ=スンマン。韓国の独立運動家として活動し、日本敗北後の1948年、大韓民国の初代大統領に選出された。独立運動家としてはアメリカを拠点に活動し、1919年の三・一運動直後に上海で結成された大韓民国臨時政府でも大統領に選出された。上海での活動が日本軍の弾圧を受けると再びアメリカに拠点を移し、日本敗北後に韓国に戻った。北朝鮮との統一による独立を目指した呂運亨と、反米的な独立運動家の金九を暗殺、反共親米路線を明確にした。
 朝鮮戦争停戦後は次第に独裁色を強め、いわゆる開発独裁として韓国の復興を進めたが、1960年の学生運動から始まった民衆蜂起である四月革命によって倒された。なお、日本との海上の領海をめぐって争い、一方的な李承晩ラインを設定したことでも有名である。
印 刷
印刷画面へ
ノートの参照
第16章3節 オ.アジアと開発独裁