エローラ石窟寺院
デカン高原にある石窟寺院で、8世紀ごろを中心に、ヒンドゥー教、仏教、ジャイナ教の寺院が複合した石窟寺院。高度な純インド文化の代表例である。
8世紀を中心とした石窟寺院
エローラ遺跡 GoogleMap
世界遺産
約70km北にはアジャンター石窟寺院があるが、こちらの方が時代的には下っており、規模的には大きい。2キロほどにわたる範囲に、仏教、ヒンドゥー教、ジャイナ教の石窟が34も作られており、壮観である。その中でも最も威容を見せているのが、ヒンドゥー教の主神であるシヴァ神を祀るカイラーサナータ寺院であり、造営には100年かかったという。1983年に、アジャンターと共に「エローラ石窟寺院群」として世界遺産に登録された。
エローラ石窟寺院
・ユネスコ 世界遺産リスト エローラ石窟寺院