チャンドラグプタ2世
4~5世紀のインドのグプタ朝全盛期の王。中国名超日王。
インドの
グプタ朝の王。在位
376年~414年ごろ。チャンドラグプタ1世の孫。父のサムドラグプタについでグプタ朝を発展させ、北西部の
サカ族を滅ぼし、全盛期を迎えた。中国では
超日王という名で知られる。
グプタ様式のインド文化が開花
その宮廷では、
サンスクリット文学が栄え、
カーリダーサなどが活躍、中国から仏典を求めて訪れた
法顕が滞在している。また、文芸のみならず、天文学、数学などの学問も保護し、イスラーム以前のインド文化の最も華やかな時代である
グプタ様式の文化が開花した。