司教座都市
司教の置かれた教会のある、中世ヨーロッパの都市の起源の一つ。
ローマ帝国末期以来、キリスト教の大司教や司教のおかれた都市。司教都市とも言う。キリスト教の教区である司教区の中心として、宗教的・政治的に重要な地位を占めた。司教座都市には周辺の荘園から人と物資が集まり、その多くは中世の都市の起源となった。
代表的な司教座都市はドイツのケルンで、もとはローマの植民市(植民市を意味するコロニアがケルンの語源)に始まり、795年にケルン大司教座が置かれ、13世紀にはケルン大司教は選帝侯にも選ばれて繁栄した。1288年に帝国都市として自治権を獲得した。ゴシック建築の代表的な例であるケルン大聖堂があることで識られている。
ほかに同じくドイツのマインツ、トリーア、フランスのボルドー、トゥール、ルーアン、などが司教座都市から発展した都市である。
代表的な司教座都市はドイツのケルンで、もとはローマの植民市(植民市を意味するコロニアがケルンの語源)に始まり、795年にケルン大司教座が置かれ、13世紀にはケルン大司教は選帝侯にも選ばれて繁栄した。1288年に帝国都市として自治権を獲得した。ゴシック建築の代表的な例であるケルン大聖堂があることで識られている。
ほかに同じくドイツのマインツ、トリーア、フランスのボルドー、トゥール、ルーアン、などが司教座都市から発展した都市である。