アウクスブルク
ドイツのバイエルン地方の鉱工業都市。中世にはフッガー家が銀鉱山を支配し繁栄した。1555年、新旧両派による宗教和議がこの地で結ばれた。
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フッガー家の繁栄
15世紀末にフッガー家がこの地に興り、大きな富を築いた。アウクスブルク産の銀は15世紀末から16世紀の大航海時代の重商主義を支えたが、16世紀後半以降は新大陸の銀が大量にヨーロッパにもたらされるようになって、衰退する。1555年には、この地でキリスト教の旧教と新教の両派がアウクスブルクの和議を結んだことでも知られる。