ラオ人
タイ人と同系統のシナ=チベット語族。現在のラオスの主要民族。
インドシナ半島の一国であるラオスの主要民族を形成している人々で、シナ=チベット語族に属するタイ語族に含まれ、タイ人と同じ系統である。現在もラオスの主要国民であり、タイの東北地方に多数居住している。
文字は、古代インドで用いられていたブラーフミー文字をもとに作られたラオ文字を使用した。現在のラオス文字にも継承されている。
14世紀にはルアンプラバンにランサン王国を建国し、仏教が栄えた。その後、ビルマの支配を受けて衰え、18世紀以降はタイ(シャム)を宗主国として従属した。19世紀末にフランスが侵入し、タイを武力で恫喝した上でラオスに対する宗主権を放棄させ、1899年にフランス領インドシナ連邦に組み入れた。こうしてラオスはベトナム・カンボジアとともにフランスの植民地として第二次世界大戦まで続く。
文字は、古代インドで用いられていたブラーフミー文字をもとに作られたラオ文字を使用した。現在のラオス文字にも継承されている。
14世紀にはルアンプラバンにランサン王国を建国し、仏教が栄えた。その後、ビルマの支配を受けて衰え、18世紀以降はタイ(シャム)を宗主国として従属した。19世紀末にフランスが侵入し、タイを武力で恫喝した上でラオスに対する宗主権を放棄させ、1899年にフランス領インドシナ連邦に組み入れた。こうしてラオスはベトナム・カンボジアとともにフランスの植民地として第二次世界大戦まで続く。