ピューリタン革命後のイギリスの
王政復古期の
1679年に
イギリス議会が制定した法律。
国王
チャールズ2世が、絶対王政を復活させ、専制政治を行おうとしたことに対し、議会の抵抗として制定された。その内容は、人民は理由なしに逮捕拘禁されることは無く、逮捕拘禁の場合は人身保護令状によらなければならいと定めたもの。この法令に反した裁判官は厳罰に処せられるとされた。1215年の
マグナ=カルタ以来、法的に認められてきた人権を守るための立法として、現在でもイギリスの重要な法律として生きている。