英貨排斥
1906年のインド国民会議派のカルカッタ大会で決議された運動方針の四綱領の一つ。
ボイコットとも言う。
1906年12月、カルカッタで開かれた
国民会議派の大会で、イギリス政府が
ベンガル分割令を制定したことに反発して出された
四綱領の第一項。外国製品、特にイギリス製の綿布を買うのをやめることが呼びかけられた。イギリスの機械制工場で生産された綿布がインドの綿工業、農村の家内工業を破滅させたことから、まず綿布の不買運動が起こった。同時に植民地政府への非協力をも行われた。代わりい国産品を愛用しようと言うのが、
スワデーシの意味であった。 →
イギリスのインド植民地支配と民族運動